◆ネットタイム計測
主催者の悩みのひとつに公平な計測、すなわちネットタイムで対応の声が数多く聞かれます。RTタグはスタート地点にカーペット状のアンテナを設置し、各ランナーがその上を通過した時点の現在時刻が記録され、各ランナーの方の記録処理が正式にスタートします。(右下図;計測用マット)
また、ネットタイム処理が作動すると同時に、正確な出走者人数も把握できます。
各ランナーがメイン会場から外のコースへと出走していき、5km・10km等の各ポイントの通過時間、通過人数を全て正確に把握することは不可能でしたが、RTタグを使用することにより、問題なく各地点でのスプリットタイム等のデータ処理も可能となります。
また、多数の大会が競技運営上一般公道の利用を余儀なくされている実情から本来の計測使用とは別に、主要交差店等での時間別通過人数の把握等も可能となります。
その他、折り返しコースを実施している大会では、折り返し場所での混乱(タスキ等の配布)が無くなり、正確に折り返し選手全員の記録管理を実施できます。
◆グロスタイム計測
スタートの号砲からフィニッシュラインを通過する時間となります。
公式記録となるのはグロスタイムのみです。
